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デジタルサイネージ導入時の「注意点」や「気にすべきこと」などまとめ1
デジタルサイネージ導入時の「注意点」や「気にすべきこと」などを、当社の考えをふまえてまとめてみました。
1.デジタルサイネージ導入の目的をきちんと考えられていますか?
広告収入型デジタルサイネージとするのか、サインのデジタル型デジタルサイネージとするのかなど、設置することで得たい成果を明確にしておくことが必要です。
2.目的に合った設置場所(ロケーション)を選択できていますか?
【広告型の場合】
人が別の目的で仕方なく滞留する場所がデジタルサイネージの設置に最適
(例:電車内、エレベータ前、庫内、エスカーレータ壁面、停留所、待合室、喫煙所など)
【アナログサインのデジタル化の場合】
通常のサイン計画に準じればOK
3.設置場所に適したモニターを選択できていますか?
モニターサイズや輝度などに注意しましょう。
4.設置場所に適した設置方法を選択できていますか?
たとえば…スタンド型のものを製作する時に、キャスター付きで可動できるものにしたいというリクエストが出ることがあります。どこへでも簡単に移動できるという選択をしているのだと思いますが、結果的に全く動かさないケースが多いという事実もあります。
動かさなくてもよければその分すっきりとスマートなものを製作することが可能になります。(場合によっては費用も変動するでしょう)
たとえば…天井から吊るしたいというリクエストをよく頂くのですが、製作側からすると天吊りは危険度が増すことになります。設置場所が壁寄りでもよいのであれば、天吊りにする必要がなくなり、より安全性を高めることができます。
どういう場所で、どういう状況の人に見せようとしているのか?を明確にすることで、適格な設置方法が選べるようになります。是非吟味してみてください。
5.設置場所に適した筐体や金物を選択できていますか?
たとえば…壁についてるものにフルカバーをつけたいというリクエストを頂く場合があります。誰も触ろうとしない状況や、手が届かない場所などであれば、フルカバーが必要ない場合もあります。
無人スペースのディスプレイに、アクリルのケースだけつけてくれというリクエストを頂く場合があります。こういったケースはいたずら防止などを目的に、リクエスト内容どおりで適格な対応と言えます。
モニター裏側の配線などは見えてもよいのだけど、そのスペースにあわせてモニターに仮面というか…顔をつくりたい…といった場合は、フロントカバーだけでことがたります。
ディスプレイも配線なども明らかにいじられてしまいそうな状況の場合は、全て隠すことが必要になってきますので、フルカバーが必要といえます。
取り付け方だけではなく、筐体の内容に関しても、実際に使われる場所の状況を把握することで、効率的な製作をすることができます。
6.設置場所の強度などを把握できていますか?
床・壁・天井の設置場所の強度不足は事故の原因に直結するのでとても重要です
7.メンテナンス性を配慮した筐体(金物)を選択できていますか?
通常のメンテナンス、何かあった時などに内蔵の機器類を触ったりメンテナンスをすることになります。その作業がしやすいように設計することが運用上はとても重要です。
内蔵したサイネージプレイヤーを頻繁に触るのに、そこに辿り着くまで二手も三手もかかるようでは、とても非効率です。内蔵や装着するものは無理矢理押し込まず、個々に手軽にメンテナンスできるように作ることが重要です。
8.運用しやすいシステムが選択できていますか?
規模や内容にあわせた運用システムを用意しましょう。
9.拡張の可能性を考慮したシステムが選択できていますか?
将来的にデジタルサイネージ化が拡大した場合や、拡大する可能性も考慮して初期導入を考えましょう。
10.デジタルだけに頼っていませんか?
デジタルとアナログのコラボが効果的な訴求を生む場合もあります。例えばモニター廻りの筐体部分にグラフィック出力シートを貼るなど工夫をすることで、効果をUPさせられる場合もあります。